ASCO 2014: イーライリリー社の胃がん治療薬Cyramzaが肺がん患者の生存率向上
イーライリリー社の胃がん治療薬Cyramzaの第3相REVEL試験で、肺がん患者の生存率を平均で6週間伸ばしたという結果が、先に行われたアメリカ臨床腫瘍学会(ASCO)で発表された。
Cyramzaは進行性(転移性)胃がんと胃食道接合部腺(GEJ)がんの治療薬として今年4月にFDAより承認を受けている。同薬剤は、VEGF(血管内皮細胞成長因子)受容体阻害剤で、適応は切除不能もしくはフルオロピリミジン製剤あるいはプラチナ製剤を含んだ前治療法後の胃食道接合部腺がんを含む進行性(転移性)胃がん。
第3相試験、肺がんに加え、肝臓がんと結腸直腸がん患者に対しても行われており、イーライリリー社は新たな適応症への同薬剤使用許可へ向けて治験中。
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